- 後発医薬品(ジェネリック医薬品)ってご存知ですか?
- 後発医薬品(ジェネリック医薬品)とは、先発医薬品(新薬)の特許が切れた後に販売される、先発医薬品と同じ有効成分、同じ効能・効果をもつ医薬品のことです。
先発医薬品より安価で、経済的です。
- 患者さんの自己負担の軽減、医療保険財政の改善につながります。効き目や安全性は、先発医薬品と同等です。
- 国では、後発医薬品が先発医薬品と同レベルの品質・有効性・安全性を有するかどうかについて欧米と同様の基準で審査を行っています。欧米では、幅広く使用されています。
- アメリカ、イギリス、ドイツなどでは、使用されている医療用医薬品の約半分が後発医薬品。
- 日本の後発医薬品のシェアは、2割に満たないのが現状です。
後発医薬品(ジェネリック医薬品)を希望される場合は医師にご相談ください。
- シミを消す事ができますか?
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シミ、ソバカスを薬で消す事はできません。当院では最新のレーザー装置を用いて「シミ、ソバカス」の治療を行っております。レーザーを色素のある組織に照射して異常な組織のみを破壊します。
レーザー照射後は軽いやけどの状態と似ています。翌日になると黒いかさぶたがついた状態になります。(1週間でかさぶたがとれ、ピンク色の肌が露出した状態になることがあります。)
- レーザーを照射した後に手入れが必要ですか?
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レーザー照射から約1週間でかさぶたがとれピンク色の肌が出てきます。それまでの間は完全遮光する事が望ましいです。状態を確認した後、日焼け止めや美白クリーム(ハイドロキノンクリーム)を使います。照射後約11ヵ月後に一時的に炎症後色素沈着といって色が濃くなることがあります。
レーザー照射後再生してきた皮膚は薄いので半年くらいはピンク色の色調ですが徐々に肌色になってきます。施行直後の薄い再生皮膚に紫外線が当たると色素沈着(シミ)を起こしてしまうので、最低半年間はサンスクリーン剤(日焼け止め)と場合によっては美白クリーム(ハイドロキノンクリーム)を塗るなどの遮光をして頂きます。
- 爪白癬とはどのような病気ですか?
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爪にカビの一種である白癬菌(水虫菌)が感染して、爪の色が白や黄色に濁ったり、爪の厚みが増して変形したり、爪がもろく崩れやすくなったりします。
爪の変化に気が付いても、痛みやかゆみを伴わないことが多く放置されることも多いのですが、きちんと治療をしないと爪白癬が治らないばかりか、爪が菌の貯蔵庫となり足白癬(水虫)を繰り返すことになってしまいます。
- なぜ爪白癬になるのですか?
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足白癬(水虫)を長期間、治療しないで放っておくと、足の皮膚の白癬菌(水虫菌)が爪の中へ入り込んで爪白癬になってしまいます。
- 爪白癬は人にうつりますか??
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爪白癬は、足白癬(水虫)と同じように家族やまわりの人にうつります。
爪白癬になった爪は常に白癬菌(水虫菌)をばらまいていて、菌はいたるところでしぶとく生き続けます。
特に、スリッパやバスマットなどを介してうつることがよくあります。
- 皮膚科医は、どのようにして爪白癬と診断するのですか?
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爪白癬と思われる爪の一部を顕微鏡で観察し、白癬菌がいるかどうかを調べます(直接鏡検)。そして白癬菌が見つかれば、爪白癬と診断します。
爪白癬かどうかは、皮膚科医による検査ではじめて診断が可能となります。
- 爪白癬は、どのような薬で治療するのですか?
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爪の表面は硬いため、塗り薬ではなかなか爪の奥まで薬が届きません。そこで最近の治療では、爪の内側から作用する飲み薬がよく用いられます。
飲み薬と塗り薬の両方で治療することもあります。
- 爪白癬にかかったらどれくらいの期間、薬を飲む必要がありますか?
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症状により異なりますが、3~6ヶ月くらい飲む必要がありますので、根気よく治療を続けましょう。
なお、薬を飲み終わった後も新しい爪に生え替わるまでには、さらに数ヶ月かかります。
- 白癬菌の薬の副作用が心配ですが、大丈夫でしょうか?
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飲み薬を服用する場合には、あらかじめ血液検査を行い、肝臓や血液に対する副作用を未然に防ぐようにしています。
検査は、薬の服用中は定期的に行います。
なにか不安に思うことがあれば、医師に相談してください。
- 白癬菌にかかったら一緒に服用してはいけない薬はありますか?
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薬によっては飲み合わせの悪いものがあります。
他に服用している薬がある場合には、医師または薬剤師にきちんと伝えてください。
- 白癬菌治療中、日常生活で注意することはありますか?
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きれいな爪を取り戻すために、以下の2点に注意しましょう。
勝手に薬の服用を中止しない。
お薬は、医師の指示通りに服用しましょう。自分の判断で勝手に服用をやめて、再発を繰り返す人がたくさんいます。
再び感染しないように注意する。
再び感染しないように、足を清潔にして通気性を保って、白癬菌(水虫菌)が増殖しない環境を心がけましょう。家族に感染している人がいたら、一緒に治療しましょう。